これは僕の身内に起きた実際の話です。
また治療的な意味でおすすめしているものではなく、
あくまでも一例としてのご紹介です。
2年ほど前から目の上、まぶた辺りが赤くなり始め、顔全体に赤みが出始める
ひどい時は首の前側にもアトピー性皮膚炎のような乾燥と赤み、痒み
毎日の化粧水もしみてしまうほどの痛みが顔面部を中心にあるという症状
皮膚科で乾燥を防ぐためのワセリンやステロイド、ビタミンC製剤を処方され、
使ってみるものの改善しない状況でした。
そこでダメ元で「鼻うがい」にトライしてもらったら数日で赤みが引いていきました。
未だに季節の変わり目になると肌の乾燥や赤みが出てくるようですが、
症状を感じる頃から鼻うがいをすることで
今までのような悪化を防ぐことができています。
ではその「鼻うがい」について僕が以前、実際に行った方法をご紹介しておきます。
今はドラッグストアに行ったら鼻うがいアイテムもありますが、
両方やってみて効果やコスパを考えると僕はしっかりと洗浄するなら
このやり方をおすすめします。
カップに38℃程度のぬるま湯を取り、
食塩をひとつまみ入れてしっかりとぬるま湯に溶かします。
食塩の量のイメージはぬるま湯100mlに対して食塩0.9gで0.9%濃度食塩水(要するに生理食塩水)を作ります。
要するに体液に近い水温と濃度にすれば鼻から入れても痛くなく、
鼻の中を洗浄できるんじゃないかということです。
やり方は以下です。
基本的に洗面台でやるのがベターです。
カップを鼻に近づけ水面を傾けます。
カップを持ってない方の手の指で吸わない側の小鼻を閉じて、
開いている側の鼻で食塩水を少しずつ吸引します。
(少し吸った時点で少しでも痛そうな感じがしたら
食塩水の〈水温〉か〈濃度〉を調整し直します)
花粉症の場合、鼻が詰まっていると思うので
食塩水を吸ってもすぐに同じ鼻から出て来ると思いますが、
何度か繰り返し吸っていると食塩水が通るようになります。
おそらくまずは口に食塩水が出てくると思います。
片側の鼻が開通したら、反対側の鼻に同じことを行います。
(僕の場合は初日のこの時点で目の痒みは消えました)
両方の鼻が開通したら、右の鼻から左の鼻、
右の鼻から口でうがいをして左鼻から出すなど、
色々なバリエーションが楽しめると思います。
回数は数日かけて色々なバリエーションが楽しめるところを目指す方がいいと思います。
食塩水を自作する良さはたくさんうがいが出来ることです。
花粉症に苦しむ方は自作の鼻うがいと共に
免疫の要である白血球などが増加し、免疫機能が増強することが多く示唆されている鍼治療も
併せて行うとより強い身体になると思います。
(今回改めて調べた論文では背中やスネへの刺鍼した後7〜8日程度で増加を示している実験が多くありました)
鍼治療を行う途中で鼻が詰まっていく方もいますが、通っていく方もたくさんいます。
(こちらの相関関係はまだまだ勉強途中です)
この投稿は医療行為を否定するものではありません。
あくまでも個人の一例のご紹介です。
尚、写真は内容と特に関係ありません。