What‘s new

2023/12/01 10:00

活動報告

活動報告

先日、急遽のご依頼で3日間の帯同のお仕事に行って来ました。

予定変更に対応してくださった患者様、ありがとうございました。

 

ふくらはぎの肉離れ。

医師の診断は損傷度合いは全治6週、安静にしていなければ治癒までに2〜3ヶ月とのこと。

体の中にブチッと音が響いたそう。動こうにも動けずその場に座り込んだそうです。

初めての経験だったそうで非常に怖かったと思います。

1週間後に松葉杖で僕の前に現れた際にもまだ残る内出血痕がその当時の衝撃を物語っていました。

急性期が安静にしなきゃいけないのも怪我の種類によります。

それは痛くても動かなきゃいけない人なら尚更、その日の状態に合わせて評価→適切なエクササイズが必要になります。

Day1

病院でのリハビリもされていなかったので痛みの出ない範囲での可動域訓練、鍼治療、マッサージを実施しました。

痛みのない側(健側)の足だけの荷重だったのが、痛みのある側(患側)の足にも荷重できるようになりました。

動かなきゃならない時には必ず痛む角度にならないようにテーピングを実施。

テーピングは可動の制限と安心感を作ります。

夜には全身マッサージ。

患部に関係ないところでも2足歩行の人間が松葉杖を使う生活はさまざまな負担を作ります。

Day2

昨夜の全身マッサージで睡眠が深くなり、血色がだいぶ良くなりました。

またテーピングをして動いたことで患部の活動が活性化して足首の可動性が上がりました。

この日はマッサージとストレッチでさらに断裂してない部分の可動性を出すようにしました。

Day3

テーピングをしていれば痛みもなく歩けるようになりました。

注意:ここで治癒したわけではありません。

 

治療を続けていれば日常生活で割と早めに痛みは感じなくなると思いますが、

この方はこのあとリハビリの段階を上げて行ったのちに受傷した動きも不安なくできるようになって行きます。

再度肉離れをしないようにするには痛みがなくなったのちに

動きの評価をしてまた適切なエクササイズの処方をしていきます。

 

診断がつくような怪我の場合、ピタッと治るようなことはありませんが、

痛みがあっても必要な動きがしやすいように近づけていくことは可能です。

当院でお役に立てることがあればいつでもご相談ください。